【転職推奨】給料が上がらない場合の対処法【僕は300万アップしました】

転職活動

こんにちは。キャリアコンサルタントのマコトです。

物価が上がっているのに給料が上がらない・・・

帝国データバンクによると、10月から4533品目の食品や第三のビールが値上がりし、
またしても懐事情に影響が出ることになりました。ガソリンも高いですしね。

今回は我々サラリーマンが給料を上げたい、収入を増やしたいという場合の
参考になればと思い、投稿することにしました。
是非、最後まで読んでいただきたいと思います。

給料が上がらない理由まとめました

失われた30年ー

日本の経済が成長せず停滞していたわけですが、
民間の平均給与もこの30年ほぼ横ばいとなっています。

給与は何故上がらないのだろう・・・

誰しも一度は考えたことがあるはずですが
一体なぜ上がらないのか。

調べた結果、以下の理由からです。

1️⃣高齢化が進み、会社のシニア層が多くなっている
2️⃣給与は一度上げると、下げづらい
3️⃣会社の内部留保
4️⃣人件費でコストカット
5️⃣十分な成果をあげれていない
6️⃣評価基準に沿った行動ができていない
7️⃣上司へのアピール不足
8️⃣会社の給与水準の低さ
9️⃣会社の業績の悪化

5️⃣〜7️⃣は個人理由、8️⃣9️⃣は会社理由です。

5️⃣〜9️⃣は大体お分かりいただけると思いますので
ここでは1️⃣〜4️⃣について解説します。

高齢化が進み、会社のシニア層が多くなっている

年功序列が崩壊してきているとはいえ、シニア層の給与水準は
所属している会社の中では高いと思います。
高齢化が進み、シニア層の割合が多くなる場合、

すでに高い給与を支払っている状況の中で、給与をアップさせるというのは
会社的にも大きな負担を強いられることになります。

給与は一度上げると、下げづらい

サラリーマンの方なら、理解できる話だと思います。
例えば基本給が20万から30万に上がったとした場合、
そこから下げるというのはなかなか難しいです。

例えばですが「会社の業績が3割ダウンしたので、基本給も3割ダウンします」

というのができないからです。

これをされたら我々サラリーマンはかなりキツいダメージを負いますよね。

会社は業績が下がっても給与は支払わないといけないので、
それを踏まえるとそう簡単には上げることができません。

会社の内部留保

バブル崩壊にリーマンショック、最近のコロナなど、
大打撃を受けた企業はたくさんあります。

それでも、会社の業績が大きく下がっても、
会社は安定した給与を払い続けなければいけませんし、
正社員は簡単にクビにはできません。

社員が職を失わないためにも、何かあった時のために
会社がお金を留保しているということです。

人件費でコストカット

これは個人経営の会社、中小企業でも家族経営などのオーナー会社に見られますが
人件費を優先してコストカットを実行している会社は給与が上がりにくいです。

私も以前勤めていた会社はすぐに人件費を削ることに注力していましたが
これだと給与が上がる見込みはありません。

いずれにしても、日本は社員を簡単にはクビにできず、
失職するリスクが少ない分、給与は上がりにくいシステムになっているようです。

収入を増やす方法5選

収入を増やすと言うことを考えた場合、この5つしか思い浮かびませんでした。

そして色々と調べてみても、ほぼこの5つが当てはまってますし、
これ以外というのもなかなかないのではないでしょうか。

昇進

会社員の方で、収入を増やすというと、まず出世をして収入を増やすことを
考える方が多いと思います。

昇進すると、余程のブラック企業ではない限り収入はアップします。

まずは目の前の仕事をきちんとこなし、
結果を出すことにFOCUSしていくことが大事かなぁと。

結果を出せば、必ず昇進できるかどうかはわかりませんが、可能性は高くなります。

ただ、大事なことですが、「昇進すればどのくらいの給与になるか」
は把握しておかなくてはいけません。

例えば昇進したものの、残業代がつかないポジションになった場合、
今いるポジションで残業代がついている方が収入がいいなんてことがあります。

昇進したのに、手取りが減って、責任だけが増えるって最悪なやつです。

会社のランク別基本給が分かればいいんですが、わからない場合は
直接仲のいい上司等にヒアリングしてみるのもいいかもしれません。

副業

今、副業を容認している企業は4割程度と言われています。

これからより容認する企業は増えていくと思いますが、
正直なところ容認されていなくても、やってしまっていいのではないでしょうか。

ただその場合、「雇われ副業」は避けた方がいいかと思います。
週末のアルバイトで働いたりですね。時給で給与をいただく副業です。

なぜ避けた方がいいかというと、本業の会社にバレた際に、
会社の就業規則に違反したとして、会社に残れなくなったとします。
そうなると、副業での経験が活かされないからです。

自分で稼ぐ副業であった場合はたとえ会社をクビになったとしても、
自分でやっていけるのでなんとかなるのではないでしょうか。

そんな自分で稼ぐ副業として色々ありますが、何点かあげておこうと思います。

・せどり
・YouTube
・プログラミング
・動画編集
・ハンドメイド
・ブログ
・コンテンツ販売

この中で一番手っ取り早く、しかも無料でできるのがYouTubeです。
もちろん発信する内容にもよりますが、教育系なら基本無料でいけますね。

その他についてはある程度資金が必要になるかと思いますが、
ブログは月数千円ほどで済みますし、ブログもおすすめかと思います。

独立・起業

サラリーマンから足を洗い、自分の力だけで稼いでいくー

僕も一度考えたことがありますが、断念しました。

起業というのは副業の延長という考えの方もいらっしゃると思いますが、
サラリーマンの特権がないだけに成功しなかった時のリスクは大きいです。

独立すると、社会保険料も年金も全て自分で納めないといけませんし、
クレジットカードも簡単には作れません。サラリーマンではないので、
体調不良で休んだ場合は有給休暇もありませんし、その分収入はありません。

そのようなリスクを冒してもいい覚悟があるのであれば、独立するのもいいかもしれませんね。

投資

この分野については両リベ大学長の「お金の大学」を参照に書いていこうと思います。

投資も色々ありますが、初心者がおさえておくべき投資は次の5つです。

1️⃣株式
2️⃣債券
3️⃣不動産
4️⃣コモディティ(商品)
5️⃣預金

このうち、4️⃣5️⃣については、投資の初心者にはわかりづらいと思いますが(ちなみに僕もそうです)
両学長の著書を引用すると、ざっとこんな感じです。

◉コモディティ(商品)
コモディティとは、原油などの「エネルギー」、金・プラチナなどの「貴金属」、トウモロコシ・大豆などの「穀物」のことや。これらの商品投資をしておくと、値上がりによって利益を得られる可能性があるで。初心者が投資を検討する余地があるコモディティは金やな。

「お金の大学」両@リベ大学長

◉預金
意外に思うかもしれんが、預金・定期預金も立派な投資商品の1つや。知ってのとおり、お金を預けることで利息が得られるで。とはいえ、日本における現在の普通預金金利は大体0.001%、月1万円の利息を貰おうと思うと預金額が12億円も必要になるな。

「お金の大学」両@リベ大学長

なので、預金については円以外の外貨に預金する方がいいので、米ドル、ユーロ、トルコリラ、南アフリカランド、オーストラリアドルなどがいいようです。

転職

今、転職で収入をアップさせようという著書が結構ありまして、僕も転職は賛成です。

前にも記載していますが、僕は42歳で人生初の転職をしまして、
おかげさまで収入アップに成功しました。

転職で必ず収入がアップするのかというと、当然そんなわけはありませんでして、
いざ転職してみたら、逆に収入が下がったなんてこともザラにあります。

転職先企業について、しっかりとした調査も必要ですが、運が左右する場合ももちろんあります。

「入ってみたら違うかった」

このような経験をされた経験をされた方も多いと思います。できれば転職のプロであるエージェントなどに相談してみる方がまだミスマッチは防げるかもしれません。

転職で収入をアップさせる方法

僕は2019年に転職して、今5年目に入りましたが、
転職前よりも約300万円ほど年収がアップしました。

転職大成功だったといえます。

ここからは僕の経験も踏まえてお伝えしていきますね。

給与の高い業界へ転職する

給与の高い業界について調べてみると、大体どこも同じような業界を紹介していますね。

まあこんな感じじゃないかなぁと思います。

・電気、ガス、水道業
・金融業、保険業
・IT、通信業
・学術研究、専門・技術サービス業
・総合商社

もちろん他にもあります。

これを見て、自分の興味や能力でチャレンジできるものがあればいいんですが
僕のように、上記にさっぱり興味を示さない人間もいます。

結構専門的知識や能力の高さを求められる業界ばかりですので
各分野の知識が豊富な方は狙ってみるのもアリかもしれません。

実力主義の会社に転職する

日本はこれまで年功序列主義で、年齢や経験で賃金が上がっていきましたが、
それもどんどん変わっていって、実力がものをいう社会になってきつつあります。

若かったり、経験が少なくても結果を出せばそれに見合った収入が得られるというのは
とても魅力的だと思います。

ただ、その反面、成果が出なかった場合は降格される可能性がありますので
安定が欲しい方にとっては少しハードルが高い転職になるかもしれませんね。

でもうまくいったら給与が上がってモチベーションも上がって
良いことづくめではないでしょうか。

現職と同じ業界で給与の高い企業へ転職する

今就業している業界の中で、より給与の高い会社というのが
おそらくあるかと思います。

まずはその企業のHPをチェックし、中途採用のページがないか確認しましょう。
僕の友人もそこからアプローチしていって見事に収入アップしました。

気をつけておきたい点は、同じ業界ということで、面接時に前職(及び現職)
の立場や仕事内容というのがわかりやすいので、落とされてしまう危険性もあるところです。

よく知ってるというのも逆効果だったりもします。この辺が難しいですよね。

転職エージェントを利用する

僕が転職した5年前は転職エージェントは使わず、転職サイト一本で活動していたわけですが、
収入をアップさせることを優先するのであれば、転職エージェントを使うことをおすすめします。

エージェントは転職のプロですので、応募者の過去の経歴や人柄、希望等を鑑みてそれに合う企業をピックアップしてくれます。担当者が企業と交渉してくれるので、年収がアップする可能性は高いです。

その場合、今の年収からどれくらいアップしたいのかを明確にしておく必要があるかもしれませんね。

異業種にチャレンジする

僕がこれに当てはまります。

僕が前にいたお菓子業界というのは薄利多売の世界ですので、利益率は低いです。

なので当然給与も低いわけで、そうなると他の業界に行った方が
給与がアップする見込みはあるかなぁというのは漠然と思っていました。

異業種にチャレンジするのは勇気がいりますし、当たり前ですが、
書類選考の段階で落とされる可能性も高いです。

僕は前にも書かせてもらいましたが、42歳に異業種の転職に挑戦して、
書類選考で落とされまくりました。
https://makoto-career.com/wp-admin/post.php?post=39&action=edit

そんな僕が転職して5年目で前職の年収から300万円アップしました。

どのようにしてアップしたのか??は
こんな感じです。

基本給が前職とほぼ横ばい

前職の基本給が低かったこともあり、異業種でペーペーで入っても
それほど基本給は変わりませんでした。

違う点は、前職では店長で、周辺店舗をまとめるブロック長という立場でしたから
基本給➕手当がついていたんですね。

入社から2年が経ち、一つランクが上がったことで基本給は
前職を少し上回ることができました。

ボーナスの違い

前職を退職する最後の3年ほどはボーナスは出ても一桁代で
ひどい時は0でした。

それが転職して5ヶ月後にもらったボーナスが二桁。
外資系なので、成績が大きく左右するわけですが、
一度予算を大幅に上回った時があって、そのときは初めて三桁のボーナスでした。

これが年収アップに大きく寄与したことは否めません。

残業代

業績が悪くなってくると、人件費の削減を謳う企業が多いですよね。

前職もそうでした。

「残業代は出しません」というブラック企業ではありませんでしたが、
残業するのにいちいち上長の許可が必要で、その許可は非常にシビアでした。

そんな状況なので繁忙期にならないと残業代はほとんどもらえない状況だったんです。

転職してからは基本給➕固定残業代がついてきたので、これはとても助かりました。

一つ階級が上がってからは固定残業代はなくなりましたが
残業に対して上長の許可が必要とかではないんで、
残業が発生した分についてはしっかり支払われました。

結果的に基本給、ボーナス、残業代と全てが前職を上回ったわけです。

結局、手っ取り早いのは転職

色々と述べてきましたが、一番リスクが少なく、
手取り早く収入をアップさせるのは転職かなぁと。

そのためにも、しっかり戦略を立てていく必要はあると思います。

僕のように数うち当たる場合もありますが。

次転職する時があれば、エージェントに相談すると思いますね。
そして、焦らず地道にやっていくと思います。

今日は以上です。ありがとうございます。

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